マスクとアレルゲンのQ&A


Q1 スギ花粉の大きさは20〜40μmと言われておりますが、これより小さな粒子をも対象にしている「リップタッチ」は性能が必要以上ではないでしょうか?
Q2 マスクに隙間ができると効果は無いのですか?
Q3 マスクの隙間(密着性)は捕集率にどの程度影響するのですか?
Q4 マスクを着けた場合どの程度の保温、保湿の効果があるのですか?
Q5 「リップタッチ」はなぜ隙間を作らないのですか?
Q6 「リップタッチ」はユニットを使わないと効果はありませんか?
Q7 「リップタッチ」のユニットを花粉飛散やクシャミ、鼻水、鼻づまりなど花粉症状がひどいと思われる時だけ使用する使い方はどうですか?
Q8 着けた後も鼻水が出てきますか?
Q9 「リップタッチ」は子供では大きすぎますか?よく女性子供用というのを目にしますが。
Q10 「リップタッチ」のユニットカバーはどれくらい長く使用できますか?
Q11 「リップタッチ」のユニットカバーは通常のカーゼなどで代用が可能でしょうか?
マスクも普通マスクで代用できるということですか?
Q12 「リップタッチ」は夜寝ている時でも使用していいのですか?
Q13 「リップタッチ」のユニットは水洗いでいつまでも使えますか?
Q14 化学物質過敏症ですが「リップタッチ」の素材 について教えてください。


Q1: スギ花粉の大きさは20〜40μmと言われておりますが、これより小さな粒子をも対象にしている「リップタッチ」は性能が必要以上ではないでしょうか?
A1: 花粉症の原因物質はスギ花粉そのものではなくスギ花粉に含まれるアレルゲンです。 花粉は飛散してくる途中、物理的または化学的作用により破壊され、より細かな粒子となりあるいは花粉の中に含まれるアレルゲンが空気中の微粒子などに付着し浮遊しているものもあります。 日本建築学会の菅原文子他の研究( 日本建築学会計画系論文集 第515号 75-81 1999 )では、スギ花粉をアレルゲンを有する物質として捉え、アレルゲンの計測(定量)を試み、花粉のアレルゲンを有する微粒子の存在が確認されております。 また、屋外では25μm以上と5μmの粒子付近に、室内では5μm以下の小粒子にピークが現れるとされており、特に室内では花粉アレルゲンの微粒子が多く存在することも分かりました。 このように、花粉症を誘発するアレルゲンは花粉よりも小さな粒子として空気中を浮遊しているものもあり、アレルゲンを除去するためには小さな粒子をより確実に捕集できるマスクが必要になります。 リップタッチは花粉ではなく微粒子状のアレルゲンを対象としたマスクです。

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Q2: マスクに隙間ができると効果は無いのですか?
A2: 日常に使用されているひもを耳にかけるタイプのマスクは、有害物質発生作業環境に用いられる国家検定合格品のようにひもを頭の後ろに回しマスク周囲を顔に強く圧着させる方式とは異なるため密着性が弱く隙間が出来てしまいます。 また、立体成型品では顔の形に合わないとかえって隙間が大きくなります。 このように密着性が弱いと粒子の捕集率は低下し、効果も減少します。 しかし、密着性が弱く隙間が出来ても粒子を全く除去しないということではなく、また、マスクには保温、保湿の効果もあるので着用しない時に比べれば症状は緩和されると思われます。

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Q3: マスクの隙間(密着性)は捕集率にどの程度影響するのですか?
A3: マスクの隙間(密着性)による捕集率の低下度合いはマスクの種類、着用する人の顔の形、粒子の大きさによりいろいろ変わります。 マスク右端中央に高さ1.5〜2.0mm、幅10mmの隙間モデルをつくり試験してみると、 空気中の浮遊粉塵(0.3〜5μm)の捕集率は完全密閉した時に比べ42〜63%低下 しており、また、国民生活センターの小麦粉(10〜100μm)散布の試験(確かな目 NO212 2004)ではマスク自体の捕集率に比べて20%近く低いものもあったと報告されているなど、 密着性はフィルター自身の捕集性能以上にマスクの大切な要素で、特に微粒子対策には極めて重要です。

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Q4: マスクを着けた場合どの程度の保温、保湿の効果があるのですか?
A4: 国民生活センターの試験(確かな目 NO212 2004)では「モニター5名がマスクを着け、気温約10℃、湿度約60%(東京の3月平均)でマスク内の温湿度を計測してみたところ、試験した立体型(成型)3種類、立体型(プリーツ)5種類、平面型7種類の 全てのマスクが温度28.4〜32.8℃、湿度79.0〜90.6%となり、マスク内は吐く息によって温度湿度ともに高い状態に保たれるため、冬の冷たく乾燥した空気の中でも、喉の乾燥を防ぐことができる。」と報告されております。 また、一般的に鼻の部分が温かくなると血行が良くなり花粉症なども緩和されると言われております。

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Q5: 「リップタッチ」はなぜ隙間を作らないのですか?
A5: 通常のマスクは鼻、口、頬全体を広く密閉しようとするため、どうしても隙間が多くできてしまいます。 ユニットを内蔵したリップタッチでは、口で吸い込む時、柔らかい唇がユニットの薄いプレートに密着する構造のため隙間を作りません。

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Q6: 「リップタッチ」はユニットを使わないと効果はありませんか?
A6: 「リップタッチ」のマスク自体にも超極細フィルターが内蔵されており、ある程度の粒子は除去でき、マスクにも保温、保湿作用があるため一般の花粉マスクと同様の効果はあります。 しかし、花粉飛散やクシャミ、鼻水、鼻づまりなど花粉症状がひどい時は、微粒子の対策が重要なので密着性が良く隙間も作らない細かな粒子を高性能に除去できるユニットが必要となります。

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Q7: 「リップタッチ」のユニットを花粉飛散やクシャミ、鼻水、鼻づまりなど花粉症状がひどいと思われる時だけ使用する使い方はどうですか?
A7: 症状を最小限に抑える予防的な面から考えると、花粉飛散時期には継続的に使うべきですが、症状がひどくなってから使用してもアレルゲン吸入が極めて少ない状態が続くため症状は徐々に回復し、鼻の通りは良くなるなどスッキリした感じになってきます。 花粉飛散が少ない時や体内に吸い込まれたアレルゲンによる症状が軽くなった時は使用を止めるのも良い考えです。

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Q8: 着けた後も鼻水が出てきますか?
A8: 「リップタッチ」を着用しても、体内に既に吸い込まれたアレルゲンはすぐに無くなりません。 体内アレルゲン反応が治まるには症状に応じた時間がかかる場合もあります。 特に鼻水はマスクで鼻腔内が暖められ回復機能が活性化させられるためか出やすい感じが致します。 多量の場合はその都度マスクを外し鼻をかむ必要がありますが、少量の場合は症状が治まるまでカバー付ユニットの上端に鼻水吸収用ティッシュを置いてマスクを着用すると便利です。
参照 [ その他応用例 ]

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Q9: 「リップタッチ」は子供では大きすぎますか?よく女性子供用というのを目にしますが。
A9: 「リップタッチ」が他のマスクと異なる点は通常のマスクの中に高性能のユニットを付けて使用する点です。 このユニットの大きさは縦80mm、横幅90mmです。子供用のマスクは縦約85mm、横幅約120mm前後ですのでこの中に入れ使用することは可能です。 しかし、ユニットより小さなマスクでは使用は無理かもしれません。

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Q10: 「リップタッチ」のユニットカバーはどれくらい長く使用できますか?
A10: ユニットカバーは素材が不織布のため、洗い続けると薄くなってきます。10回以上でも使用できると言われる方もあります。 また、ゴシゴシ乱暴に洗うと10回以下でも人によっては使用できないと判断されるかもしれません。 弊社では試験結果より軽い押し洗いで10回前後と致しました。

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Q11: 「リップタッチ」のユニットカバーは通常のカーゼなどで代用が可能でしょうか?
マスクも普通マスクで代用できるということですか?
A11: ユニットカバーは通常のガーゼを2枚重ね、ユニットカバー程度の大きさに切ったもので代用可能と思われます。 マスクも口吸入による微粒子除去効果に重点を置いておりますので、吸気口が口にフィットしていれば他のマスクなどでも代用は可能です。

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Q12: 「リップタッチ」は夜寝ている時でも使用していいのですか?
A12: 特に問題はありません。花粉症で鼻づまりなどひどい場合は夜中や朝方目が覚め、眠れない時があります。 そんな時はマスクを着け口で息をしていると、鼻づまりなどアレルギー症状が徐々に解消されていきます。 また、仰向けで寝ていると鼻水は外に出てこないため便利です。 ただ、寝ている間にマスクが外れ頭の下などで踏み潰し壊さないよう注意することが必要です。

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Q13: 「リップタッチ」のユニットは水洗いでいつまでも使えますか?
A13: ユニットの取り替えは基本的には目詰まりを起こし、吸気抵抗が大きくなり、呼吸しづらくなった時です。 また、粉塵などを吸着し汚れが気になる人は取替えを進めます。 使う頻度にもよりますが1か月前後は使用可能です。 取扱が丁寧で花粉の多い時だけ間欠的に使用する場合はさらに長く持つと思われます。 なお、長く使用し汚れが目立っても微粒子除去効果は大きく低下しません。

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Q14: 化学物質過敏症ですが「リップタッチ」の素材 について教えてください。
A14: マスクはコットン(綿)の不織布で中にポリプロピレンの超極細フィルターが内蔵されており、耳かけひもはポリウレタンの丸ゴムをナイロンの布でカバーしております。 ユニットはポリプロピレンの静電フィルターで中にポリプロピレンのスペーサーを内蔵しており、プレートはポリエステルのシートです。 プレートは安全性のある水溶性のボンド(食品衛生法に合致)でフィルターに結合されております。 また、直接皮膚に当たるユニットカバーは綿100%のノーアレルギー物質を使用しております。



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